負けたくない（不幸探しの巻き）

私は短大から大学編入という、ちょっとばかり変わったルートで大学を卒業した。その短大は共学で大学と同じ敷地内にあり、授業もほとんど大学と同じだった。だからあんまり短大生だったという実感もない。
ただ短大の時は女の子の友達しかいなかった。短大は共学と言えど、あまり男の子はいなかったから。短大の時の友達は4人しかいなかった。4人とも大学へ編入したけど、編入したらほとんど会わなくなった。

それでもその中の1人とは辛うじて編入当初、一緒にいた。それがこの日記をつけはじめた頃（2002年4月11日美人は得をするようにできている）に書き、その後もたびたび日記に登場する人物である。
この人物にけんちゃんを紹介してもらったあと、いろんなことがあった。たぶん鬱病になったきっかけの1つでもある。なぜあまり編入してから、一緒にいなかったかと言えば（特に4年の時）私はゼミに入り他に友達ができたから。あとは彼女に大学内で彼氏ができたから。大まかに言えばこの2点。けどこの背後にはたくさんの感情が入り混じってた。
私はけんちゃんに振られた時に彼女にされた仕打ちが許せなかった。彼氏ができた途端に彼氏と行動しはじめた彼女が気に入らなかった。
彼女はたぶん私の推測だけど、私が中学からの友達、バイトの友達と遊びまわっているのが気に入らなかった＆ゼミに入って、大学内での友達が増えてることが許せなかったのだと思う。

などなど嫉みなどどろどろとした感情が渦巻いてた。それが卒業したあと、今もなお続いている。最初にメールしてきたのは彼女から。会社をすぐ辞めたというメールだった。ゆきは仕事うまくいっているか？という内容が入っていた。その頃、仕事面でつらかった私はそのままつらいと返した。そんな会社辞めちゃいなよと返事がきた。
その後こんどは彼氏を別れた。ゆきはあれから仕事どお？という内容だった。それは私が仕事を辞めることを決断した日だった。

無職になった私はつぎは自分から仕事決まったか？メールした。彼女は仕事決まったと返ってきた。彼氏とも寄りを戻したらしい。

その後も探りメールが時々行き交うようになった。誕生日プレゼントの内容まで！しかし会おうという話にはならない。
私は自分が幸せじゃない時に彼女が幸せだと悔しい。彼女はなにを目的として、私に時々メールを送ってくるかわからない。お互いの不幸探しをしてるような気がする。どっちが幸せか比べてる。気になって時々メールを送ってしまう自分が怖い。今まで言われたこと、されたこと考えると絶対負けたくない（むしろ私より不幸なこと起きればいいのに）って思ってしまう。